【 4 】 比翼刹那様
「ちょっ・・・まて!誰が酷いことされてぇなんていったんだ!?」
俺は一つ忘れていた。ロロノア・ゾロは・・・
「あ?・・・先生の躯。」
勉強は出来ても考えてることはバカだってことを。
ってか躯がそんなこと言うかぁ!!あ?俺の躯がいつ酷いことしてくれって言ったって?
キスされたときか?それとも乳首をいじられっ・・・って、ダメだ!恥ずかしくて思い出したくねぇ。
「・・・んぁ!・・ちょ、ロロノア?」
「何考えてんだかしらねぇが、先生のたってるぜ?」
アホな記憶を呼び起こしているうちに、すっかり俺の熱くなった一物は取り出されてゾロの手の中にすっぽりと収まっているわけで・・・。
ロロノアが人差し指で俺の自身の先端の窪みを軽く引っ掻くようにすれば俺の躯は面白いように背中を反らせ、跳ね上がった。
「・・ぁあっ!・・ゃ・・ッロロノ・・アぁ!」
「先生・・・声おさえねぇとばれちゃうぜ、ここ学校って事忘れるなよ?」
それをお前が言うかぁ!?
本当はそんなツッコミをこのエロ生徒にいれてやりたいのだが、口から洩れるのは甘い喘ぎ声ばかり。
ゾロの指に微妙な力が入るたびに俺の躯はビクビクと震える。
「・・っぁ・・ロロ・・ノア?」
突然視界から消えるゾロの顔。
どこに行ったのだろうかという俺の疑問の答えは快感へと変換されて返ってきた。
「ひゃぁっ・・!・・ッ・ロロノアっ・・やだっ、離せ!」
「なんでだよ、気持ちいいだろ?」
「そこでしゃべんな・・ぁんっ、・・ばか・・・ァ・」
声の聞こえる方を向いた事を後悔した。
感覚だけでわかってたはずなのに・・・、目線を下にずらせばそこには俺のをくわえたり甘噛みしたりと楽しそうに弄んでいるロロノアの姿があった。
眼があってそらそうとした時にはもうすでに遅く、ニヤリと妖しく笑われれば俺は俺の物をくわえるゾロから目線をはずせなくなっていた。
⇒5(雪城へつづく)