【　１７　】　　雪城さくら




　床にどっかりと腰を下ろしたゾロの股の間にうずくまり、
　極太ちんこをくわえながら、先に舌を添わせる。


　あ〜ちくしょう苦しいぜ・・・・・・ゾロのでかすぎだろ！
　なんか・・・これに似たの見たことあるな・・・
　なんだっけ、こげ茶色で、固くておっきい・・・

　・・・・・・あ！フランスパン！！




　「・・・余計なこと考えてねぇか？」
　「んふっ！」
　ぎゅっと力をこめて乳首をつねられ、サンジは短く息を吐く。
　「あいふんらお・・（なにすんだよ）」
　キッと涙目で睨んだら、ゾロのものがぐん！と質量を増した。
　「うっ・・」と呻いてサンジの髪を掴むゾロ。

　うぉ？もうイクのか？？　と思ったけれど・・・・・・なんとかもちこたえたらしい。

　口の中いっぱいに埋め尽くされるゾロの凶器が、射精寸前でビクビク震えるのが、なんとも言えず征服感を誘う。
　早くイキやがれ、エロ魔獣。
　サンジは嬉しくなって、夢中で舐めしゃぶった。


　入りきらなかった部分は手で擦る。
　両手を使って、棹の根元と袋を同時に揉みこむように撫でながら、先っぽのカサになったところに舌を　差し入れ、くりゅくりゅとなぶる。
　そうすると、割れ目からどんどんしょっぱい液が溢れてくるのが嬉しくて楽しくて。

　顔を上げてゾロを見ると、ニヤリと笑ってやった。

　「・・・っクソ！」
　「はがっ！？」

　じゅぽっ、と水音を立てて引き抜かれる。
　ゾロが、サンジの頭をいきなり引き離したのだ。

　「あっぶねぇ、噛んじまうだろコラ！？」
　「・・・やりにくい・・・こっち」
　こっち、と腰をつかまれ、ひょいっと体を反転させられ、

　気付けば、寝転んだゾロの頭を跨ぐような格好で・・・。

　「おめぇも勃ってんじゃねぇか。俺のしゃぶりながら、感じてたのか？」
　「ぅハァんっ」
　ぬろーっとサンジの勃起したペニスを舐められた。


　こ・・・っこれは・・・世に言うシックスナ・・・・・・・・
　かっ！！考えるなおれ！！思い出すな！！
　エロ本でレディがしてた格好を！！今自分がされてるのが何かなんて！！
　ぜってー考えちゃだめだ！！！

　「・・・いいから、集中しろって。・・っつっても、サンジには無理かもなぁ？俺の舐めただけでここ、こんなにして喘いでんだもんな」
　「！！　なんだと！？おれ様にできねぇわけあるか！おめぇなんかメロメロにしてやっからな！！」
　「おもしれぇ、やってみろよ。できるもんなら、な」

　売り言葉に買い言葉。
　呆れたようなゾロの台詞のせいで、負けず嫌いに火をつけたサンジは、自分の取らされた格好も忘れ、またもやゾロの性器を口にする。

　見てやがれフランスパンめ！！と意気込むサンジは、自分が教師であるとか、相手が教え子だとか、ゾロの男根を舐めるのは何の抵抗もなくなってるとか・・・
　そんなことはもうどうでもよかった。
　ただ、ゾロをイカせることだけを考えた。



　「ふァあ・・・触っ・・・だ・・」

　性器を舐められてるうちはまだなんとかなったのに。
　くすぐるように後ろを舐められ、指を入れられて、サンジはゾロの脚に縋りついた。

　駄目だ、と言いたいのにそれもままならない。
　「サンジ・・・、止まってるぜ？」
　「うぁっあ、あ、んっ」
　笑いを含んだ声でそう言われても、言い返すこともできない。
　前立腺を擦られながら入り口を舐められるのが、こんなにイイと思わなかった。

　というか普通は思わない。
　さっきまでは、今日の放課後までは、サンジはこんなところで感じる体じゃなかった。

　少しの時間で、ゾロに作り変えられてしまった体。
　ゾロにだけ感じて、ゾロのためだけに開く。
　ゾロのための体。
　それを、死ぬほど嬉しい、と思う自分が少しだけ恨めしいけど。

　「口ん中に出して欲しいんだろ？もうちょっとだから、がんばれ」

　ぐじゅぐじゅと後孔をいたぶられながらことさら優しく囁かれて、サンジは気合を入れてゾロの陰茎を抱える。
　先を口に含んで、ちゅぱちゅぱとすすると、カサがブワッと脹らむ。
　抱えた手で、裏筋をするすると撫でた。

　もうちょっと、あと少しで・・・

　そう思ったとき、
　自分の性器をぬるんとくわえられ、
　ナカの一番感じるところをぐりっ！と擦られ、

　出るっ！！と思う間もなくサンジの性器から飛沫がほとばしった。

　「んぅんんん――――――！！！」
　ぎゅうぅぅぅっとゾロの指を締め付けてしまうのと同時に、ゾロも放った。

　口の中に溢れる熱い液体。

　それを、必死で飲み込む。
　三回目の放出だというのに、量も濃さも、桁外れのゾロの精液を飲み下すのは、けっこう大変だったけど。

　それでも、一滴も零さぬように。


　全てを飲み干した後、やっと口を離してゾロの顔をぼんやり振り向き見ると、
　なんだか嬉しそうな顔で、でもなぜか眉間に皺を寄せてやがる。

　・・・・・・なんだ、どういうツラだよそりゃ。

　「気持ち・・・よかったか？」
　その表情が分からなくて、サンジはさっきと同じ問いをかける。

　ゾロは黙って、サンジの尻から指を引き抜いた。
　「いぁっ・・・！」
　イッたばかりで敏感になっているせいで、些細な刺激にも声を上げてしまう。

　その瞬間ゾロの性器が、ビキィッと芯が入ったように固くなった。

　・・・いや、今出したくせにやけにでけぇなぁとは思ってたが。
　まさかまだ萎えてねぇなんてこたぁ・・・

　「サンジ、やべぇ治まりつかねぇ・・」

　やっぱりか！！
　・・・どんだけ元気なんだこのクソガキぁ！！

　熱い声音で囁かれ、サンジは鼓動が逸（はや）るのを隠し、わざとらしく溜め息をつく。


　ゾロの方に向きなおり、ニヤッと笑うと、

　その腿の上に乗っかった。










　⇒１８（刹那様へつづく）




　うにゃぁん（イラストの）サンちゃんかわいいーーーｗｗ

　ゾロ棒＝フランスパン。ゾロのでかさはフランスパン並み（笑）