さらに危ない放課後

〜補習続編〜






キーンコーンカーンコーン




学校が終わりのチャイムが響く
みんなが家路に着く中、机に俯せになり時計をみた

15時25分

後30分近く時間をつぶさなきゃならない
広げたノートに落書きをしてみる
相合傘を書いて苦笑いをした
すぐにぐしゃぐしゃと消すと後ろから友達の声がする


『珍しい!今日は補習ないんだ』


からかう友達を追い払い椅子にもたれかかり背伸びをした

あと20分

ふと外に目をやると校庭では運動部が走っていた
何となくぼんやり見つめていると視線を感じた


コの字になっている学校


真っ正面の校舎から感じる視線
あっち側の二階にあるのは職員室
目を凝らして見ても誰も見当たらず気のせいかと思い時計をまた見る
後5分

コートを羽織マフラーを着ける
そして鞄をもつと教室をでた
下駄箱で靴を履きかえ門へとむかう
振り替えって時計をみると15時55分だ


『よしぴったり』


呟きながら少し笑うと家に向かって歩きだした
しばらくすると後ろから肩を掴まれた
乱暴に振り向かされ抱き締められる



『ちょっ先生まだまずいって』




離れようと腕を突っぱねてもきつく抱き締められびくともしない




『おまえさっきどこ見てやがった』














耳元で低く唸るようにそう言う
何を言っているのか判らず首を傾げる



『校庭見てたろ?運動部に気になるやつでもできたか?』


何も答えないでいると先生はバツが悪そうに離れ頭を掻いた



『あ・・・クソなんでもねぇ』



振り向くと耳まで赤い先生の顔があって




『や・・・やきもち?』




そう聞いたらおでこを小突かれた

『おらっ帰るぞ』


前をスタスタと歩く先生
クスクスと笑っていたら手を差し出された
先生の近くまで駆け寄りその手を握る

『先生でもやきもちやくんだ』



先生は掴んだ手を自分の元に寄せるとニヤリと笑った



『笑いすぎだ。後でお仕置きが必要だな』



その顔は凶悪としか言えない笑みで
でも誰もが怯えそうなその顔がかっこいいと思うなんて
口が裂けても誰にも言えない






******************





家に着いたとたんに激しい口付けをされる


『ふっはっ・・』


苦しくて漏れる息
玄関で窒息しそうになり先生の腕をタップする
先生はそれに気付くと突然抱き抱えた
所謂お姫さまだっこってやつだ
恥ずかしくなって先生の胸に顔を埋めた
ベッドルームまで運ばれるとぽいっとベッドに投げられた
ふと先生の顔を見ると瞳は欲情の色をしていて
自分に欲情している先生をみてぞくぞくした
先生はベッドから離れるとコートを脱いで
ゆっくりと舌なめずりをしながらネクタイを外している
思わず顔が赤くなるのがわかった


早く・・・
早く触って欲しい


そんな事を思うなんておかしいのだろうか?
先生は視線を逸らさずジッとこちらを見ている
眼鏡を外す指を眺めていたらクスリと笑われた












『なんだ・・・待てねぇのか?』


その言葉に恥ずかしくなって下を向く
先生はゆっくり圧し掛かると首筋を舐めて耳元で囁いた



『       』



甘く囁くように名前を呼ばれ頭の中が蕩けそうだ
耳から首に舌を這われゾクゾクとした感覚に襲われる
ブラウスのボタンが外され胸元にキスをされる

『せ・・んせ・・・』

ゆっくりな動きで焦らされているのがわかる
突然先生に腕を掴まれ
目線をあげると先生は腕をベロリと舐めあげた
それだけでビクっと体が震える











ちゃんと触ってくれないもどかしさに頭がどうにかなりそうだ


「お仕置き」


その言葉どうり散々焦らされ
グチョグチョのトロトロにされ
散々突き上げられて
気がついたら夜中の2時になっていた





******************







ベッドで起き上がれずにいると先生は濡れタオルを持ってきてくれた


『無理させちまったな』


ばつが悪そうに頭を掻く先生
すっごく可愛く見えて笑ってしまった



『いい・・・・だって先生のこと大好きだから』




そう言いながら笑うと先生は変な顔をして固まった


あれ?へんなこと言った?


首をかしげていると先生は盛大なため息を吐いた



『お前なぁ・・・』



先生は濡れタオルをポイっと捨てるとベッドに近づいた
ギシッとベッドが軋む




















『明日は学校休め』


教師らしからぬ発言をした先生にその後
朝まで激しく攻められることになった




「補習」から始まった2人の放課後は
場所が家に変わってさらに危なく危険になった





END

















甘味処「苺屋」の苺くっきーさんより、夜城雪花3万打祝いに
小説とイラストをセットでいただきましたーー!!!

前回のね、−補習−の続きなの!!!
えぇと、この補習シリーズ、実は、今回のと前回(2万打)の間に、もう一話あるんです。
苺ちゃんが、コピ本にして送ってくれた話で。
そのときに、ロロノア先生に「一緒に住もう」、って言われちゃああああああああああああ(思い出し興奮)
というわけで、いっしょに住んでんだよこの二人ぃぃぃぃぃぃぃvvv
ぐあああああああああああああああああああああああ
ロロノアせんせえええええええええええええええええええええ
や、やきもちっ
あた(色々自主規制)

ああああ怒ってる顔もかっこいいーー!!!
手首舐める仕草がエロいいいいーー!!!
あの笑顔がぁああああああああああああ
あたしn(やめろ)

せんせー・・・せんせ・・・あうううううう(何)


苺ちゃん、本当にありがとうございました!!!
大事にするよ!!宝物だよ!!!
ありがとうううううううううvvvvv