ー 補習 ー
担任に補習だといって呼び出された
机に向かってノートを広げたが緊張で涙がでそうだ
『待たせたな』
ゆっくりと教室に入ってきたのは担任のロロノア・ゾロ先生
緊張で汗ばんだ手でシャーペンを握った
なんでこんなに緊張するのか・・・
それは・・・
『んじゃ・・・補習はじめっか』
そう言いながら近づく先生
肩に先生のでかい手が乗り身体がビクリとする
目をギュッとつむると後ろで先生はクッと笑った
『おい・・目閉じたらノートみえないだろ』
ハッと目を開けて後ろを振り返る
『それとも・・・別のこと期待してたのか?ん?』
意地悪そうに笑う先生
しまった・・・そう思ったときにはもう遅く
真っ赤に染まった頬にキスをされた
『そんな目で見るな・・・我慢きかなくなんだろ』
恥ずかしくて俯いた
顔が熱い
たぶん耳まで真っ赤だろう
先生はチッと舌打ちをすると窓に向かった
『今日は本当に補習だったんだが・・・』
何をするのか?
不思議そうに顔をかしげる
先生は振り返ると
『俺を煽りやがって・・・覚悟しろよ』
そう言って笑った
「放課後補習」
そう聞くと緊張するのは先生のせいだと思う
でもそれを言うと馬鹿にされるから黙っておこう
・・・・END?
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